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2025/08/12 11:00
古代ローマ時代の美術や、14〜16世紀に花開いたルネサンス。
イタリアの芸術は、何世紀にもわたり「表現する感性」と「形にする職人技」が切磋琢磨し、精神性を伴いながら現代まで受け継がれてきました。
その伝統は、トリノに本社とファクトリーを構えるアイウェアブランド「VANNI(ヴァンニ)」にも息づいています。
親日家であり、イタリアアイウェア界の重鎮
ブランドを率いるのは、ジョヴァンニ・ヴィタローニ氏。
彼は2017年から7年間、世界最大のイタリアの展示会「MIDO(ミド)」のプレジデントを務め上げた、イタリアアイウェア界の重鎮です。
「イタリアの眼鏡産業の発展のために、これからも力を惜しまない」と語るその情熱は、業界内外から高く評価されています。
そして実は大の親日家。娘さんが京都・宇治の高校に留学していたほどで、家族全員が日本を愛してやみません。この深い日本への想いも、彼の温かな人柄やVANNIのデザイン哲学に通じています。
VANNIのルーツと躍進
VANNIの母体は、1960〜70年代に自動車のバックミラー生産でトップシェアを誇った企業。その高度な技術を応用し、眼鏡製造へと転身しました。
1987年のMIDO初出展以降は、世界各国のアワードを受賞し、独自のデザインと色彩で国際的評価を確立しています。
メイド・イン・イタリーの魅力
VANNIの魅力は、単に色鮮やかで独創的なデザインにとどまりません。
異なる色調のアセテートを緻密に磨き上げ、コントラストを際立たせる技。
細身のメタルに大胆な色彩を施し、目元をアートのように飾る感性。
そこには、イタリアが育んだ芸術性と職人魂、そして日本への温かい想いが確かに宿っています。
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